
2022年頃から金(ゴールド)価格が上昇を続けています。
国際指標のニューヨーク先物(中心限月)では、連日最高値を更新し続けています。
今回は、直近、ゴールドが上昇し続けている理由と、今後の相場の見込みについてご紹介していきたいと思います。
金(ゴールド)が上昇中!
金(ゴールド)価格が連日最高値を更新しています。
国際指標のニューヨーク先物(中心限月)は、3月20日、一時前日比で24ドル(0.8%)高い1トロイオンス3,065.2ドルと3日連続で最高値となりました。
アメリカのFRBによる利下げ期待や、ロシア・ウクライナ戦争や中東の情勢悪化など地政学リスクを背景に相場が上昇してきている格好です。
ゴールドが上昇している理由は?
金は、FRBの利下げ期待が高まると、金価格が上がります。一般的に金利が低いと、無利息資産である金が魅力的になるからです。
逆に、金利が高いと金の魅力が下がりますが、現在は市場が「金利低下」を予想して金を買いに動いているというわけです。
また、トランプ政権の関税政策等で、アメリカ国内製品の価格が上昇し、インフレが起こることにより、さらに金への資産シフトが加速しています。
さらに、世界的な政治や経済の不確実性が高まると、安全資産である金の需要が増える傾向にあります。
株式や債券が不安定になると、金に資金が流れやすいと言えます。
詳しくは、以下の記事で金の特徴やメリット・デメリット、手軽な投資先をご紹介していますので、ご覧ください。
米連邦準備理事会(FRB)は、3月19日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者による政策金利見通しで、年内に2回利下げするシナリオを維持しました。
低金利の環境で好調に推移しやすい金への先高観から資金が流入しました。
そして、イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザで地上戦を再開したことから、地政学リスクの高まりから価値が下がりにくい「安全資産」の金が買われています。
今後もゴールドは上昇するのか?
ゴールドは、2023年の後半から上昇を続けており、2023年10月の1トロイオンス1,800ドルから現在の3,000ドルと160%以上上昇しています。

出典:XAUUSD 3,023.985 ▼ −0.68%
2025年に入ってからも、株式相場は下落を続ける中、ゴールドは上昇トレンドは続けている状況です。

アメリカ経済の停滞が危ぶまれる中、資金の逃避先としてよりゴールドが買われやすくなっており、FRBの利下げ観測や地政学リスクも後押しして、今後も上昇の可能性があります。
ソニーフィナンシャルグループ(FG)の渡辺浩志金融市場調査部長は、「トランプ米政権による関税政策などを受け、インフレと景気悪化が同時に進むスタグフレーションへの警戒が広がり、資金の逃避先として金が買われやすくなっている」と指摘。
「中央銀行の買いや地政学リスクなど相場を支える要因も残り、上昇余地を残している」とみる。
ゴールドのおすすめ投資先は?
ゴールドについては、投資信託で購入するケースや、現物として購入するケース、選択肢となり得ます。
現物の場合、手元にある安心感は格別ですが、投資信託やETFと税金が異なるため、税金が高くなってしまう場合があることや、盗難のリスクや保管場所確保が必要です。
株式100%のリスクが怖い人は、例えば8~9割は米国株、1~2割をゴールドという選択肢もありかと思います。
そこで、簡単にゴールドは投資でき、さらに新NISA対象の非課税枠で投資できる投資信託を2つおすすめ金融商品としてご紹介させていただきます。
それが、SBIアセットマネジメントのSBI iシェアーズゴールドファンドと日興アセットマネジメントのゴールド・ファンドです。
どちらも新NISAの成長投資枠の対象で、利益は非課税となる上に、投資信託であることから、ネット証券で簡単に注目することができおすすめです。

SBI iシェアーズゴールドファンド

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)[8931A236] : 投資信託 - 日本経済新聞
ゴールド・ファンド

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)[02312177] : 投資信託 - 日本経済新聞