投資初心者が株で勝つこと、容易ではありません。
株式市場には、プロの投資から投資を始めたての初心者まであらゆる階層のトレーダーが混在しています。
初心者が投資歴何十年のプロと戦ってもなかなか勝てません。
メジャーなスポーツである野球を例にしますと、プロ野球選手相手にバットの振り方を教わったばかりの野球初心者が試合をするようなものです。
つまり、投資も野球も練習が必要です。
しかし、そう長々お練習をしていられません。
練習をしている間にも利益を得る機会を失っています。
できれば今すぐにも利益を得たいものです。
そこで今回は、投資初心者でも勝つことのできる投資先をご紹介していきます。
プロの投資を手にする方法!
投資の世界には、プロ投資家と同等に戦う方法があります。
野球未経験者がプロ野球選手相手に互角の戦いができる環境があるのです。
プロの投資を手にする方法があります!
それは、投資信託です!
特に米国の代表的な指標であるS&P500を対象とした投資信託を定期的に積立購入していれば、資産は右肩上がりに増えています。
S&P500
(引用元:S&P500指数チャート - SPX価格 — TradingView)
この投資方法で心がけることは、一つだけです。
それは、毎月一定金額の積立を継続することです。
それ以外とくに考えることはありません。
SBI証券や楽天証券なとを使えば、毎月一定金額を毎月決まった日にちで購入する設定を、簡単にすることができます。
一度設定してしまえば、投資信託を解約するまで半永久的に毎月積立投資を実践することができるのです。
チャートや財務諸表等を使った銘柄分析も必要なく、テクニックも必要ありません。
必要なのは、投資する原資だけです。
それで市場平均並みのリターンを得ることができるのです。
市場平均は、つまりプロの平均です。
野球未経験者がプロ野球で常に平均にプロの平均打率を出し続けるようなものです。
野球の道でプロになることも難しいですが、その中で長期にわたって、プロの平均点を出し続けることは更に難しいといえます。
投資信託は、それを可能にする投資先と言えます。
枯れ草の山から針を探すのではなく、枯れ草の山そのものを買う戦略です。
売買を繰り返していくのは難しい
株式投資を始めるとなると、まずは株の売り買いを繰り返すようなトレードから入ります。
もちろんそうして株式投資に慣れていくことは大切です。
私もそうしてきました。
しかし、株の売買を繰り返すことは、結構難易度が高い手法なのです。
この手法は、少なからずプロと戦うことになることになることから、長期にわたって勝ち続けることはとても難しいのです。
専業の投資家やトレーダーとしてやっていくという人は別ですが、サラリーマンが資産形成するという目的ならば、尚更難しいものがあります。
そうゆうサラリーマンの私もやっているわけですが笑
サラリーマンの場合は、投資に充てられる時間が限られています。
多くのサラリーマンは、平日勤務、土日休日です。
取引時間は、株もFXも平日です。土日は、休場しています。
そのため、サラリーマンはリアルタイムでトレードすることが難しい環境にいます。
自由な時間も決して多くはないため、銘柄分析や取引に使える時間がかなり限られています。
仕事をしながら、空いた時間で分析と取引を入念に行うことは困難です。
野球未経験者が十分に練習できないままプロと野球をするようなものです。
さらに、売買を繰り返すと、取引のたびに手数料がかかることから、コストが余分にかかってしまいます。
取引の回数が増えるということは、一回のトレードでミスをする回数もに必然的に上昇します。
また、成長し続ける銘柄を途中で売ってしまうとその後の価格上昇分の利益を取り損なってしまうことになります。
さらに、一度売った銘柄を再び高値で買うのは、抵抗がありますし、勿体ないものです。
例えば、ここ数年の代表的な成長株として、アマゾンのチャートを見てみましょう。
成長株の中には数年で株価が10倍になるようなものも存在します。
このように成長株は大きく資産を伸ばせる可能性があります。
アマゾン10年チャート(出所:ヤフーファイナンス)
アマゾンは1997年に上場し、20年で株価が約500倍になりました。
直近5年を見ても、株価は8倍になっています。
次にAppleの10年チャートを見てみましょう。
Appleは、30年前の1980年に上場し、30年で株価は15倍になっています。
ここ5年だけでも株価は、3倍以上になっています。
これらの成長株も買い、途中で売ってしまうと、その間にも株価はどんどん値上がってきき、再び買おうとしても最高値を更新しているため購入にも抵抗感があります。
ずっと保有していた場合は、もちろんすべての成長を取り込むことができたわけです。
インデックスファンドの投資信託を勧める理由
売買を繰り返すような投資手法は、難易度が高いことをご紹介しました。
ある程度知識と経験が身について来れば、このような手法も効果的ですが、投資初心者には難しいところがあります。
上でご紹介したような成長株といった個別銘柄に長期投資すれば良いように思われるかもしれません。
しかし、個別株をずっと持ち続けるのは、リスクが高いことがいえます。
数年は順調に値上がりしても、10年後には値下がりしてしまうかもしれません。
戦後から継続して何十年もの間上がり続けているインデックスファンドの投資信託が最強なのです。
そのためインデックスファンドの投資信託に投資していくことをお勧めします。
特にS&P500や全世界株式に投資していれば、市場平均つまりプロの平均のリターンになります。
だいたい米国株過去20年の平均リターンは年6~7%と言われています。
つまり、S&P500を対象とした投資信託に投資すれば、年平均6〜7%のリターンがあるわけです。
あくまでも投資信託を主軸とすることで、全体的な資産は増加していきます。
長期投資は継続することが何よりも大切です!