
日本株市場において、配当利回りの高さだけでなく「安定性」を兼ね備えた銘柄を探すことは、長期投資家にとって重要なテーマです。特に9月は多くの企業が中間配当を実施する月であり、権利確定前の今こそ投資妙味のあるタイミングといえるでしょう。
メガバンク株は累進配当が安心材料
・三井住友フィナンシャルグループ(8316)
・三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
メガバンク2社は、日銀の金利政策や海外金利上昇の恩恵を受け、業績を着実に伸ばしています。
注目すべきは「累進配当方針」を採用している点。
これは「減配しない」という株主への強い約束であり、利回り3.5〜4%台を安定して享受できる安心感があります。


(株)三井住友フィナンシャルグループ【8316】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
総合商社は資源・食料で安定収益
・三井物産(8031)
・三菱商事(8058)
資源価格の変動リスクはあるものの、商社株は分散事業による安定性が魅力。
資源・エネルギー、食料、インフラなど幅広い分野で収益を確保しています。
さらに、こちらも累進配当を掲げており、減配リスクは限定的。
長期保有で着実に配当を積み上げたい投資家には有力候補です。


三井物産(株)【8031】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
三菱商事(株)【8058】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
通信株はディフェンシブの王道
・KDDI(9433)
・NTT(9432)
景気変動に強い通信株は、まさにディフェンシブ銘柄の代表格。
通信インフラという安定事業を背景に、KDDIは連続増配を続け、NTTは株式分割により投資しやすさを高めています。
利回りは3%前後と控えめですが、確実性を重視する投資家にとっては魅力的な存在です。


KDDI(株)【9433】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
NTT(株)【9432】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
製薬株の武田薬品も見逃せない
・武田薬品工業(4502)
グローバル製薬企業として安定した収益を確保しつつ、長年にわたり配当を据え置いてきた実績があります。
配当利回りは約4%とバランスが良く、円安局面では外貨建て収益が追い風となる点も安心材料です。

武田薬品工業(株)【4502】:株価・株式情報 - Yahoo!ファイナンス
まとめ
9月権利確定の安定高配当株は、
安心感なら通信株(KDDI・NTT)
利回りと成長性を両立するなら総合商社(三井物産・三菱商事)
累進配当の安心感を重視するならメガバンク(三井住友・三菱UFJ)
ディフェンシブかつ海外収益に強い製薬株なら武田薬品
といった形で、自分の投資スタンスに応じて選択するのが有効でしょう。